犬の皮膚のかゆみにアポキル

犬の皮膚のかゆみにアポキル!

犬の皮膚のかゆみにアポキル!

愛犬が痒そうにしていたり、皮膚が赤くなっていると心配になりますし、痒みを我慢しているような姿を見るのは可愛そうになります。
そこで、今回は新薬であるアポキルの効果や凄いところを徹底的に解説します。
愛犬が皮膚病に苦しんでいる方ぜひ参考にしてみてください。

アポキルってどんな薬?

アポキルってどんな薬?

アポキルってこんな薬です

アポキルの有効成分「オクラシチニブマレイン酸塩」は、食物アレルギーなどの食べ物が有害反応とされるアレルギー性皮膚炎や、ダニや花粉などの環境中のアレルゲンに対する過剰な免疫反応により起こるアトピー性皮膚炎に効

果が期待できます。

かゆみを抑えるため、皮膚が炎症を起こしている部分を舐める、掻きむしるなどといった行動が減り、患部の炎症や裂傷、または脱毛などを改善します。

従来のステロイド療法よりも安全性が高く長期の使用も可能となります。

どんだけ凄い効果なの?

犬が皮膚炎にかかるのには乾燥や換毛期、毛玉、アトピー、アレルギーなど様々な原因がありますが、皮膚炎を抑えるのに必要なのはかゆみをコントロールすることです。

痒みはそもそも生体内でのキナーゼと呼ばれる酵素が反応し、受容体をリン酸化します。

このリン酸化をきっかけとし、次の情報伝達物質であるタンパク質が誘導され、痒みを伝えるタンパク質を形成します。

そして、そのタンパク質が形成されることにより、痒み刺激が知覚神経をつたいかゆみとして認識されるようになります。

アポキルの有効成分は、痒みのもととなるキナーゼの反応を阻害するため痒みを抑えるのに特化しているのです。

アポキルの凄いところは、ステロイドよりも即効性や有効性が強いのにも関わらず副作用が少ないという点にもあります。

通常ステロイド治療は、痒みや抗炎症剤、免疫抑制剤として効果があるのですが、大量に投与した場合や、長期間に渡り投与すると副腎機能の低下や体内のミネラルバランスの失調、下痢や潰瘍など様々な副作用が伴います。

ですがアポキルの場合、ステロイドで生じるような副作用はほとんどありません。

犬のアトピー性皮膚炎やその他のアレルギー性皮膚炎は最も痒みのコントロールが難しい疾患と言われていますが、アポキルが登場してからはこれらの皮膚炎に対する痒みのコントロールも可能となったのです。

メリット

アポキルが誕生したことにより、これまでステロイドを使用しても難しかった痒みのコントロールや抑制が可能になりました。

またステロイド療法とは違い、長期間投与しても副作用の発現を抑えることが可能となりました。

さらに安全性が高いため、1年以内であれば長期使用もできるのです。

そのため慢性的にアトピーやアレルギーに苦しんでいる犬を痒みから救います。

痒みを抑えることにより皮膚炎をも抑えることができるのです。

デメリット

アポキルは新薬であることと、分子標的薬というターゲットの狭いお薬ですので、薬の価格が高いのです。

ステロイドと比較すると、価格は10倍以上にもなります。

毎日服用すると月に8,000~20,000円程度かかるようです。

また、痒みを劇的に抑制する良い薬だからこそ安易に使用するのは危険です。

痒みの反応は落ち着くのに、痒みの原因となった感染が広がってしまうなどといったこともあります。

アポキルの研究にはおよそ800頭に越える多くの犬で行われており安全性は高いのですが、間違った使用方法をすると痒みは取り除けても弊害がでてしまうこともあるのです。

どこで買えるの?

動物病院

アポキルはアトピー性皮膚炎、またはアレルギー性皮膚炎と診断されたら動物病院で処方してもらうことができます。

1錠あたり約300円~500円くらいの価格で購入できます。

動物の薬価は統一されていないため処方してもらう動物病院により価格が異なるのです。

そのため500円以上の価格で処方している病院もあれば、300円より安い価格で販売している病院もあります。

またペット保険もアポキルが適応となる保険会社と適応とならない保険会社があります。

または適応となる補償コースや適応とならない対象外となるコースもあるため、ペット保険に加入している方は事前に確認しておく必要があります。

アポキルは高額なお薬ですが、毎日継続して飲む必要があります。

そのため、動物病院で処方してもらうと費用面では飼い主さんの負担ともなるのです。

個人輸入代行

個人輸入代行を使用した場合、1錠あたり206円~購入することができます。

ぽちたま薬局-アポキル錠(アポクエル)

動物病院で処方してもらう価格の半分ほどの価格です。

なぜそんなに安いの?偽物じゃないの?と心配になってしまう方もいるかもしれませんので、価格が安い理由を説明します。

アポキルはゾエティスというアメリカの会社が開発したお薬です。

日本でアポキルを購入する場合は、動物病院へ行き処方してもらう必要がありますが、アメリカの場合、ペットのお薬はペットショップやドラッグストアなどで比較的安価に販売されています。

そのため、個人輸入代行を利用すればアメリカで販売されているアポキルの価格に関税を支払った価格で購入することができるのです。

輸入と聞くと少しハードルが上がってしまいがちですが、個人輸入代行サイトを利用すれば普段インターネットで買い物をするのと同じ要領でアポキルを手に入れることができます。

個人輸入代行サイトを利用した場合は、薬の価格にすでに、輸入にかかる関税費用や代行手数料が含まれていることがほとんどです。

しかし、国内でお買い物をするのとは違い、届くのが注文をしてから5~12日ほどかかるため、その点は注意し余裕を持って注文するようにしましょう。

犬の皮膚病

犬の皮膚病

アトピー性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎で共通していることは激しい痒みです。

この痒みは人間でも痒いと掻いてしまったりと、「引っ掻く」という行為を止めることができませんよね。

犬の場合も同じなのです。

犬の皮膚病にも様々なものがありますが、この記事ではアポキルの紹介をしているため、アトピー性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎に関して詳しく説明します。

アトピー性皮膚炎

原因

犬のアトピー性皮膚炎は、室内にいるダニや花粉などのアレルゲンに対する過剰な免疫反応により起こるアレルギー性皮膚炎の1種です。

体の免疫反応は細菌やウイルスなどが体内へ侵入してきた敵と戦うのに必要ですが、アトピー性皮膚炎の場合は本来戦う必要のないものにまで免疫が過剰に反応してしまうため、皮膚に炎症が起こります。

免疫反応が起こる原因は皮膚のバリア機能の低下と考えられており、犬も人間も同様の理由でアトピー性皮膚炎が発症すると言われています。

正常な犬の皮膚は皮脂と角質によりバリア機能が保たれアレルゲンを含む様々な刺激が入ってこないようになっています。

しかし、アトピー性皮膚炎の犬の皮膚は、このバリア機能が低下しているためアレルゲンが簡単に皮膚の中へと入ってきてしまうのです。

そのため、室内の環境で犬が触れるようなソファーや犬のベッドなどにアレルゲンであるダニやダニの死骸、花粉などが付着しているとアトピー性皮膚炎が発症します。

犬が触れるもの、吸う空気にこれらのアレルゲンが多くあると発症するのです。

これらの原因物質をなるべく取り除くことが根本的な解決となります。

近年では、ハウスダストやダニ、花粉を除去する空気清浄機なども販売されています。

またアトピー性皮膚炎は、遺伝する病気のため柴犬やフレンチブルドッグ、シーズなどに多く見られる病気です。

症状

アトピー性皮膚炎の症状は痒みから始まり、のちに皮膚炎が表れます。

皮膚の痒みが主な症状ですが、痒みが発現する部位は、耳、脇、足先、股、口や目の周り、しっぽの付け根などが多いです。

比較的皮膚や毛の薄い部分に出ます。

犬がしきりに体を舐めていたり、噛んでいるような行動をした場合は、痒みを取ろうとしている可能性が高いのです。

また、直接引っ掻いてしまったり、壁や床に擦り付けるような行動も取ります。

そのまま放置してしまうと症状が進行し、皮膚に赤みや脱毛、そして小さな発疹などが発現し細菌による二次感染なども起こりやすくなります。

アトピー性皮膚炎は、若い犬(1~3歳)に発症することが多いと言われています。

アレルギー性皮膚炎

原因

犬のアレルギー性皮膚炎の原因として代表的なものは、ノミ、食物、ハウスダスト、カビ、そしてアトピー性皮膚炎です。

ノミが原因で起こるアレルギーは単にノミに刺された箇所が痒くなるわけではなく、ノミの唾液に反応してアレルギー症状が出るため全身が痒くなります。

食物が原因の場合は、犬の場合、小麦や大豆などの穀類、豚肉、牛肉、鶏肉などの肉類、卵、乳製品です。

主にこれらのタンパク質か、これらの食べ物の他に食品添加物への過敏な反応が原因で起こることもあります。

これらのアレルゲンに過敏な体質を持つ犬が食事による摂取で、皮膚炎やかゆみを起こすのです。

ですが、食物アレルギーとそのほかの過敏症が混在している犬も多く、何が原因でアレルギーを起こしているのかを鑑別するのは難しいようです。

原因を特定するのには、いつも食べているフードと違うものをあげてみるなど試験的に原因を探る必要もあるのです。

アレルギー皮膚炎も遺伝が原因となることもあり、後発犬種はボクサーアメリカンコッカースパニエル、コリー、ダルメシアン、シェパード、ミニチュアシュナイザー、ダックスフンド、パグなど多くの犬種があげられます。

年齢や性別に関係なく発症しますが、比較的に1歳未満で発症することも多い病気です。

症状

アレルギー性皮膚炎の主な症状として、

  • 床に体を擦り付ける
  • 耳を引っ掻く仕草をする
  • むくんでいる
  • 涙や目ヤニが多くでる
  • 毛が抜けてきた
  • 毛並みが荒れる
  • フケがでる

などがあげられます。

皮膚の痒みは主に口まわりや耳、手足、しっぽの付け根、脇など皮膚の薄い所に発現することが多いです。

痒みが出ると犬は自分で引っ掻いたり、床に擦りつけて痒みを取ろうとします。

また、目の周りに炎症が起こることでいつもよりも涙や目ヤニが出るといった症状が出るのです。

特に目の周りに炎症が起こり、それを引っ掻こうとして角膜などを傷つけ角膜炎などの病気に発展してしまうこともあります。

耳の場合であれば皮膚炎だけでなく外耳炎を引き起こし、それを放置してしまうと中耳炎、内耳炎と他の病気も併発していきます。

犬は痒いと、痒みを抑えようとかきむしりますが、無理に掻きむしってしまうことで、脱毛したり毛並みが荒れてしまったり時にはフケが出ることもあります。

症状が進行すると体がむくんだり、発疹や熱が出ることもあります。さらに重症化すると嘔吐やめまい下痢など様々な症状が出ます。

これらの症状はある日突然発症し、すぐに重症化することもあります。

治療法!

治療法!

アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎は原因となったアレルゲンをなるべく特定し治療を行います。

特定の難しいアレルゲンもありますが、根本治療を行う場合にはアレルゲンや原因を特定することが治癒へと大きく繋がります。

では詳しく治療法を見ていきましょう。

アポキル

アポキルの有効成分「オクラシチニブマレイン酸塩」は素早く痒みを抑えることができ、従来より使用していたステロイド系のお薬よりも効果が期待できます。

また安全性も確保されており、1年未満の使用であれば副作用の発現も抑えることができます。

アポキルの有効成分は、痒みを脳へ伝える伝達物質を阻害するため、強い痒みであっても即効性があり、しっかりと痒みをコントロールしてくれます。

比較的新しいお薬で、まだ価格は高額で、動物病院で処方してもらう場合には1錠およそ300~500円ほどで購入できます。

ですが、上記でも説明した通り個人輸入代行サイトを利用すると、動物病院で処方してもらうよりも安い価格で購入することができるのです。

ぽちたま薬局-アポキル錠(アポクエル)

アポキルは、体重1kgあたり0.4mgを1日2貝、最長で14日間経口投与します。

もし14日超えても症状が良くならない場合には、14日以降は1日1回の投与を行います。

錠剤なため、飲ませにくいなどのデメリットもありますが、ウェットフードなどに混ぜて上手に飲ませることが大切です。

また、痒みを取ることはアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎の治療の一歩となりますが、感染症などはアポキルでは取り除くことができないため、感染症などの場合はその他に根本治療を行います。

ステロイド系

通常ステロイドとは、副腎皮質ホルモンの総称で使用されている抗アレルギー剤です。

古くから使われている治療剤で、抗炎症作用、免疫抑制作用があります。

経口のステロイド薬プレドニゾロン、メチルプレドニゾロンが一般的です。

効果が出るのが早く、犬の皮膚炎に対して痒みを素早く抑えることができるため、古くから使用されていました。

また価格が安いことも魅力の1つで、新薬であるアポキルと比べてもかなり安い価格で処方されています。

ステロイドは皮膚病以外の病気にも使用されることが多いお薬ですが、ステロイドは長期間使用するときに、肝臓や副腎、皮膚や筋肉などの様々な臓器に副作用をもたらすことがあります。

肝臓や腎臓に大きな負担がかかり正常に機能することができなくなってしまいます。

他にも水を異様に欲しがるようになり排尿量が増えたり、免疫力が低下し細菌感染しやすくなるなどの問題もあります。

そのため短期間のうちに完治すれば副作用はあまり問題はありませんが、治療が長期に及んだ時には他の免疫抑制剤などを併用し、場合によってはステロイドを完全に辞めるという方法もあるようです。

食事療法

食事療法

手作りフード

犬の体に抵抗力をつけるためには十分な栄養を供給することが大切ですが、それには消化吸収に良い食事を与えると良いでしょう。

消化吸収しづらいものであると栄養バランスを崩してしまうことがあります。

栄養バランスが崩れることにより抵抗力を弱め、皮膚炎の原因ともなるアレルゲンに持ちこたえられないだけでなく、他の病気にもかかりやすくなります。

犬は動物性タンパク質の摂取に適した体をしており、タンパク質の質が高いほど消化率も高くなります。

また、健康を維持するためにはアミノ酸が必要で、アミノ酸は動物性タンパク質に含まれています。

食事療法では体の免疫力を上げるだけでなく、オメガ3必須脂肪酸は体の中で皮膚の炎症を抑えるような働きをしてくれます。

そのため、マグロ、サンマ、イワシ、エゴマ油、亜麻仁油、くるみなどを手作りのフードに加えると良いでしょう。

手作りフードの場合、少し手間がかかるというデメリットがありますが、療養中の犬に安全な素材を選ぶことができ、添加物や保存料を一切与えないようにすることができます。

また、市販のフードでは取り込めない酵素を与えることもでき、愛犬の状態に合わせた食事を作ることもできます。

便の状態や体重の増減を毎日チェックして調節すると良いでしょう。

プレミアムフード

犬は体調が悪くても言葉で伝えることができません。

安価なドッグフードを食べ続けた犬は、アトピー性皮膚炎などが慢性化する傾向にあるようで、手作りの食事やプレミアムフードに切り替えたら症状が改善した例もあるようです。

ペットも高齢化に伴い、ガンや糖尿病など様々な病気が増えていますが、食事が原因となるケースも多いようです。

プレミアムフードとはグレインフリー、人工添加物不使用、動物性タンパク質が豊富、副産物が使われていない、4Dミートが使われていないものを指します。

安価なドッグフードには主に4Dミートと呼ばれる人間の食用には適さない廃棄物などが使用されています。

また、添加物といわれる保存料、着色料、酸化防止剤、保湿剤などが含まれています。

それらを食べ続けてしまうと免疫力も低下し、アレルゲンも多く含まれているためアレルギーが発症してしまうことがあります。

手作りのフードを愛犬に与えることが理想的ですが、出来ない場合はせめてプレミアムフードを使用し、そこに足りない栄養素をサプリメントで補給しながら療養することをおすすめします。

またプレミアムフードを使用しながら、上にエゴマ油を垂らしてみたり、お魚やくるみをトッピングすると良いでしょう。

環境改善

環境改善

どんなに良いお薬を使用し症状が改善されてとしても、愛犬が生活する環境が悪ければ治りかけていた病気も悪化してしまうことがあります。

丈夫な皮膚を作り、しっかりとした皮膚バリア機能を作るには日々の食事や、ストレスを溜めない生活、生活環境など、日々の環境改善がとても大切なのです。

アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの皮膚炎はシャンプーをしたり、ブラッシングをこまめにする、ストレスを溜めないようにしたりと、飼い主さんの日頃の心がけ次第で予防できるものが多いのです。

生活環境もそれの1つで、人間もそうですがハウスダスト含まれる物質は喘息の原因になったりと私達の体も影響を受けますよね。

犬も同じように劣悪な環境だと病気を発症します。

ハウスダストはカビや細菌、ダニの死骸や糞、花粉などがあげられますが、これらはとても小さくて軽いため空気中に舞い上がりやすいのが特徴です。

ハウスダストを完璧に取り除くことは難しいのですが、ハウスダストが舞い上がりやすい朝に掃除機をかけたりすることが大切です。

空気清浄機などを併用することで空気中に舞っているハウスダストを抑えることも可能です。

また、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎は、アレルゲンを特定するのが難しい病気で、根気強く探す必要があります。

アレルギーによって引き起こされる病気は皮膚炎だけでなく鼻炎や目の炎症、腸炎など多岐に渡りますが、これらを特定しなければ薬で痒みなどの症状が落ち着いたとしても、他の病気を発症する恐れもあるのです。

一節によれば、約40%の犬が食物アレルギー持ち、もしくは食物アレルギーの可能性があるという結果があります。

そのため粗悪なフードに含まれる添加物や、廃棄物となるような肉を加工したフード、犬の消化に悪い穀物をふんだんに使用したフードでは、病気そのものを改善することは難しいのです。

犬は会話をして飼い主さんに病状を伝えたり、感情を伝えたりすることができません。

そのため、飼い主さんが日頃から犬の病気になる原因やアレルゲンを取り除いてあげる必要があるのです。

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